【Omeka S】IIIF Serverモジュールにおけるattributionの設定方法

Omeka SのIIIF Serverモジュールでは、様々な設定を行うことができます。その一つとして、attributionの設定があります。 以下に示すように、Default attributionに入力した値が、IIIFマニフェストファイルなどのattribution項目に表示されます。組織名など、適切な値に変更することをお勧めします。 または、上記で示した項目の一つ上にあるように、attributionの値を入力するプロパティを指定することで、アイテム毎にattributionの値を変更することもできます。 IIIF Serverモジュールを利用される際の参考になりましたら幸いです。

2022年4月11日 · 1 分 · Nakamura

Omeka S Image Serverモジュールの動的タイル画像生成における画像サイズの上限設定について

Omeka SのImage Serverモジュールでは、アップロードされた画像に対して、動的にタイル画像を生成する機能があります。本機能を用いることにより、ユーザはJPG画像やPNG画像をアップロードするだけで、Omeka側でリクエストに応じたタイル画像の動的生成を行い、IIIF Image APIに準拠した画像配信を行うことができます。 ※ 一方、サーバのスペックが限られている場合などは、この動的なタイル画像生成の処理に時間がかかる場合があります。この場合には、事前にタイル画像を生成しておく、といったオプションも選択可能です。こちらについては、後述します。 この動的なタイル画像の生成機能を用いる際、Image Serverモジュールの設定画面において、画像サイズの上限が指定されています。以下の例では、20MB以下の画像に対して動的なタイル画像生成を行い、それより大きな画像に対しては行わない、という設定になります。 デフォルト値では10MBになっており、10MBより大きい画像をアップロードした場合には、この上限設定により、タイル画像の動的な生成が行われず、解像度の低い画像しか配信されません。この問題にあたったケースがありました。同様のことでお困りの方がいらっしゃれば、今回のようなケースに該当しないか、ご確認いただくことをお勧めします。 なお、本モジュールのリポジトリでは、以下のような説明がなされています。サーバのスペックが高い場合には、10MB以上の画像に対してもタイル画像の動的な生成は可能であるが、そうでない場合は、事前にタイル画像を生成しておくことが推奨されています。 In case of big files, it is recommended to use vips or the command line version of ImageMagick, that is not limited by the php memory. Furthermore, the limit of the size (10000000 bytes by default) can be increased if you have enough memory, so images won’t appear blurry even if they are not tiled. Vips bypasses this limitation. ...

2022年4月6日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka S テーマ開発】Bootstrap 5を用いたOmeka Sテーマを公開しました。

Bootstrap 5を用いたOmeka Sテーマを公開しました。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5 以下、開発者向けの情報を含む、使用方法について説明します。 テーマの設定画面において、以下の設定が可能です。 上記の設定内容から、一部を取り上げて説明します。 Footer Content フッターに表示する文字列を入力します。以下のように、HTMLを入力することもできます。 Site Sub Title サブタイトルを設定すると、以下のように、トップページにサブタイトルが表示されます。なお、本モジュールは、「Next」モジュールが有効の場合のみ機能します。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-Next Top Image サイトのトップページの背景画像に使用する画像を選択します。なお、本モジュールは、「Next」モジュールが有効の場合のみ機能します。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-Next 当該ソースコードは以下です。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5/blob/f9aceadfb0c50debefad080ea4bb5281b7b0a961/view/layout/layout.phtml#L68-L112 また、次のように、Nextモジュールが有効な場合のみ、isHomePage関数が使用できます。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5/blob/f9aceadfb0c50debefad080ea4bb5281b7b0a961/view/layout/layout.phtml#L30-L36 したがっては、Nextモジュールがインストールされておらず、トップページに使用するページのURLなどが確定している場合には、独自に$isHomePage変数に値を与える関数を使用することも可能です。 Top Button url URLを設定すると、以下のように、設定したURLに遷移する「閲覧」ボタンがトップページに表示されます。 Sort properties ソートに使用する項目を入力します。 以下のように、カンマ区切りで、Termとラベルを設定します。 本設定により、以下のように設定内容が反映されていることが確認できます。 テーマのカスタマイズ内容は以下で確認できます。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5/blob/f9aceadfb0c50debefad080ea4bb5281b7b0a961/view/omeka/site/item/browse.phtml#L17-L42 Body properties 検索結果の一覧画面に使用する項目を入力します。 以下のように、カンマ区切りで、Termとラベルを設定します。 本設定により、以下のように設定内容が反映されていることが確認できます。 テーマのカスタマイズ内容は以下で確認できます。 次は、テーマの設定をロードしている部分です。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5/blob/f9aceadfb0c50debefad080ea4bb5281b7b0a961/view/omeka/site/item/browse.phtml#L44-L58 次は、ロードした設定に基づき、表示内容を修正している箇所です。 https://github.com/ldasjp8/Omeka-S-theme-Bootstrap5/blob/f9aceadfb0c50debefad080ea4bb5281b7b0a961/view/omeka/site/item/browse.phtml#L184-L200 Layout for Browse Pages デフォルトの表示スタイルを設定します。 (2022年3月14日時点において、バグのため「List」を設定した際にうまく動作しません。修正予定です。) Show a link to collections in item pages? アイテムの詳細画面にアイテムセットへのリンクを付与するか否かを設定します。単一のアイテムセットを使用している場合などに「いいえ」を設定します。 ...

2022年3月23日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka Sモジュール】Clean Urlの使い方

概要 Omeka Sでリソース(アイテムセット、アイテム、メディア)に識別子を与える方法を説明します。 具体的には、以下のモジュール「Clean Url」の使い方を説明します。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-CleanUrl インストール 以下にOmeka Sがomeka-s-sandboxというフォルダ名でインストールされていることを前提とします。 / h o m e / x x x x / w w w / o m e k a - s - s a n d b o x / 以下のREADMEにおいて、関連モジュール「Generic」のインストールが推奨されています。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-CleanUrl#installation そこで、以下を実行します。 w u g n e z t i p h t G t e p n s e : r / i / c g - i 3 t . h 3 u . b 3 . 4 c . o z m i / p D a n i e l - K M / O m e k a - S - m o d u l e - G e n e r i c / r e l e a s e s / d o w n l o a d / 3 . 3 . 3 4 / G e n e r i c - 3 . 3 . 3 4 . z i p 上記は、Genericのv3.3.34をダウンロードした例です。最新版は以下にアクセスして、画面に示した箇所から、URLを取得してください。 ...

2022年3月23日 · 2 分 · Nakamura

Omeka Classic + IIIF Toolkitを用いたアノテーション付与環境の構築

Omeka ClassicとIIIF Toolkitプラグインを用いたIIIF画像へのアノテーション付与環境を構築します。Omeka Classicの基本的なインストールと合わせて説明します。 はてなブログのまとめ記事と、Zennの本の2種類を作成しました。 Zenn https://zenn.dev/nakamura196/books/2a0aa162dcd0eb はてなブログ https://nakamura196.hatenablog.com/entry/2022/03/22/234917 Omeka.net(Classic)の使い方の参考になりましたら幸いです。

2022年3月22日 · 1 分 · Nakamura

Omeka Classicのインストール

さくらのレンタルサーバの利用を前提します。その他のサーバをお使いの場合は、適宜読み替えてください。 # データベースの作成 さくらのレンタルサーバにおいて、以下のように、新規のデータベースを作成します。 # Omeka Classicのインストール さくらのレンタルサーバにsshで接続します。以下のようなコマンドになります。xxxxはユーザ名です。 bash ssh xxxx@xxxx.sakura.ne.jp 今回は、以下のパスに新しいOmeka Classicをインストールします。 bash /home/xxxx/www/omeka 上記のパスで、以下のように、ファイルをダウンロードします。(バージョン3.0.2の利用を想定します。必要に応じて変更してください。) bash wget https://github.com/omeka/Omeka/releases/download/v3.0.2/omeka-3.0.2.zip 現在の場所に、omeka-3.0.2.zipというファイルが作成されます。以下のコマンドで解凍します。 bash unzip omeka-3.0.2.zip omeka-3.0.2というフォルダが作成されます。このフォルダ名を適当な名前に変更します。以下、「hi」とした例をです。 bash mv omeka-3.0.2 hi 次に、/home/xxxx/www/omeka/hi/db.iniのファイルを編集します。ファイルの修正にあたっては、viコマンドの使用のほか、さくらレンタルサーバが提供するファイルマネージャーなども使用できます。 https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/main/fileman2/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; Database Configuration File ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; Omeka requires MySQL 5 or newer. ; ; To configure your database, replace the X's with your specific ; settings. If you're unsure about your database information, ask ; your server administrator, or consult the documentation at ; . [database] host = "mysql57.xxxx.sakura.ne.jp" username = "xxxx" password = "<パスワード>" dbname = "<先に作成したデータベース名。サクラレンタルサーバの場合、xxxx_abcといった形>" prefix = "omeka_" charset = "utf8" ;port = "" hostの値は、先に作成したデータベースの画面に表示される以下の値を使用します。 正しく設定されれば、 https://xxxx.sakura.ne.jp/omeka/hi/ のページにアクセスすると、以下のような設定画面が表示されます。 ## (参考)エラーメッセージの表示を有効にする 上記の設定に誤りがある場合、以下のような画面が表示されます。 その場合、/home/xxxx/www/omeka/hi/.htaccessファイルを修正します。以下の図にあるように、SetEnv APPLICATION_ENV developmentの先頭の#を削除して保存します。 これにより、エラーメッセージが表示されるようになります。 ## (参考)日本語化する 以下に示すように、/home/xxxx/www/omeka/hi/application/config/config.ini の locale.nameにjaを与えます。 これにより、以下に示すように、日本語化されます。 # ブラウザでの各種設定 ここからは、ブラウザ上での操作になります。上記のサイト設定画面において、ユーザ名など、必要な情報を入力します。入力が完了すると、以下の画面に遷移します。 「管理ダッシュボード」ボタンをクリックすることにより、以下に示すようなログイン画面に遷移します。 先に設定したユーザ名とパスワードを入力すると、以下のように、「管理ダッシュボード」に遷移します。 # 次のステップ これでOmeka Classicのインストールは完了です。Omeka Classicの基本的な使い方は、以下で紹介しています。チャプター3以降を参考にしてください。 https://zenn.dev/nakamura196/books/a06c31c1cc3c37/viewer/97478a この本では、以下のIIIF Toolkitを使用することが目的ですので、次のチャプターでは、本モジュールのインストールを行います。 https://omeka.org/classic/plugins/IiifItems/ ...

2022年3月22日 · 1 分 · Nakamura

Omeka.net(Classic)の使い方を説明するまとめ記事とZennの本を作成しました。

Omeka.net(Classic)の使い方を説明します。チャプター3以降は、Omeka Classicの使用方法と共通です。 はてなブログのまとめ記事と、Zennの本の2種類を作成しました。 Zenn https://zenn.dev/nakamura196/books/a06c31c1cc3c37 はてなブログ https://nakamura196.hatenablog.com/entry/2022/03/22/232710 Omeka.net(Classic)の使い方の参考になりましたら幸いです。

2022年3月22日 · 1 分 · Nakamura

【まとめ記事】Omeka.net(Classic)の使い方

Omeka.netの使い方を説明します。チャプター3以降は、Omeka Classicの使用方法と共通です。 Creative Commons - BY – 2014 Use Case: Scholars, Omeka.net, http://info.omeka.net/omeka-net-help/use-case-scholars/ (翻訳&改訂:中村覚) -– - チャプター1 概要 - チャプター2 サインアップとプラン選択 - チャプター3 アイテムの追加 - チャプター4 タグを管理する - チャプター5 展示ビルダ - チャプター6 シンプルページ - チャプター7 ユーザーの管理

2022年3月22日 · 1 分 · Nakamura

Omeka S IIIF Serverモジュールを用いたIIIFコレクションの生成

概要 Omeka SのIIIF Serverモジュールは、IIIFマニフェストファイルの自動生成に加えて、IIIFコレクション(IIIFマニフェストを一つにまとめたもの)を自動生成することもできます。 https://omeka.org/s/modules/IiifServer/ 本記事では、このIIIFコレクション機能の使い方について説明します。 データ(アイテムセット)の準備 Omeka Sでは「アイテムセット」という、複数のアイテムをまとめて管理するための単位があります。例えば今回の例では、以下のように、「tei」「iiif」「oss」の三つのアイテムセットを作成します。 今回登録した、OmekaのIDとタイトルの関係は下の表の通りです。 Omeka ID タイトル 1266 tei 1265 iiif 1264 oss そして、それぞれのアイテムセットに、複数のアイテムを関連づけます。例えば、アイテムセット「oss」には、23のアイテムを関連づけます。 関連づけの方法としては、以下のように、個々のアイテムの編集ページでアイテムセットを与えるか、 以下のように、アイテムの一覧画面から複数のアイテムを選択して、画面上部の一括処理のフォームから、複数のアイテムのアイテムセットを変更することができます。 単一コレクション(アイテムセット) 上記の結果、例えば、アイテムセット「oss」に関連づけられたアイテムのIIIFマニフェスト群から構成されるIIIFコレクションは、以下のURLから取得できます。 https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/2/collection/1264 IIIF Presentation API v3でのIIIFコレクションは、以下からアクセスできます。(2を3に変更します。) https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/3/collection/1264 神崎正英氏が作成されているImage Annotatorで表示した例が以下です。 https://www.kanzaki.com/works/2016/pub/image-annotator?u=https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/2/collection/1264 また、Mirador 3で表示した例が以下です。 http://www.kanzaki.com/ext/viewer/mirador3?manifest=https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/2/collection/1264 さらに、Cultural Japanプロジェクトで作成している「Self Museum」で表示した例が以下です。 https://self-museum.cultural.jp/?collection=https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/2/collection/1264&build=1 複数コレクション(アイテムセット) 以下のようなURLを与えることで、複数のIIIFコレクション(アイテムセット)から構成されるIIIFコレクションを作成することができます。 https://example.org/iiif/set/:id,:id,:id,:id 例えば、以下のURLです。 https://shared.ldas.jp/omeka-s/iiif/set/1264,1265,1266 まとめ 本記事で紹介したように、Omeka SのIIIF Server モジュールを使うことにより、IIIFマニフェストファイルの生成に加えて、Omeka Sのアイテムセットに基づくIIIFコレクションの自動生成、かつ、IIIF Presentation APIのv2とv3に対応することができます。 IIIFコレクションを自動生成することにより、Self Museumなど、IIIFコレクションに対応した他のアプリケーションに読み込ませることができる点も有益かと思います。 Omeka Sを用いたIIIFデータの活用において、本記事がお役に立てば幸いです。

2022年3月17日 · 1 分 · Nakamura

Bulk Importによるリソースクラスの登録方法・設定編集ほか

Bulk Importによる一括登録および更新の方法について、以下の記事を作成しました。 nakamura196.hatenablog.com nakamura196.hatenablog.com 上記において、リソースクラスの登録方法を示していなかったため、本記事で追記します。また、Bulk Importモジュールの設定内容の編集方法についても補足します。 リソースクラスの登録 リソースクラス登録用のCSVファイルのサンプルを以下に用意しました。 https://github.com/omeka-j/Omeka-S-module-BulkImport-Sample-Data/blob/main/resource_class/sample.csv ポイントとして、列名を「o:resource_class」とします。また、セルの値は、Omeka S上でTermとして確認できる値を入力します。例えば、dctype:Collectionなどを入力します。 その他:ダミー列の用意 一部のプロジェクトにおいて、CSVファイルの1列目がうまく処理されないことがありました。そのため、1列目にダミー列を用意したほうが良い場合があります。上記のサンプルCSVでも、ダミー列を設けています。 Bulk Importモジュールの使い方の補足 以下のように、画面左のBulk ImportのCofigurationから、設定画面に遷移します。以下、ReaderとProcessorの設定方法について説明します。 なお、一般的な利用においては、この設定はデフォルトのままで問題ありません。 Readerの設定 以下がReaderの設定画面です。この設定を変更することで、各組織や研究プロジェクト等におけるデータ作成ルールに合致するようにカスタマイズできます。 例えば「Multi-value separator」の値は、セル内に複数の値を入力する際の区切り文字です。デフォルト設定では、「|(パイプ)」が与えられていますが、他の区切り文字に設定することも可能です。 なお、上記の設定はデフォルトの設定を変更するもので、CSVファイルの登録する度に、この設定(区切り文字など)を変更することもできます。 Processorの設定 以下は、Processorの設定画面です。例えば、「リソーステンプレート」を編集することで、デフォルトのリソーステンプレートを指定することができます。その他、Resource classや所有者などのデフォルト値も設定することができます。 その他、さまざまな設定が可能ですので、色々と試行錯誤してみることをお勧めします。 まとめ 上記のようにデフォルトの設定を変更することで、CSVファイルを登録する際の設定漏れを防ぐことができます。各組織や研究プロジェクト等におけるルールに応じた設定を行い、作業効率の向上や操作ミスの軽減につながれば幸いです。

2022年3月11日 · 1 分 · Nakamura

Omeka Sモジュールのインストール方法

Omeka Sモジュールのインストール方法についてまとめます。 A. 公式サイトから まず、以下の公式サイトからzipファイルをダウンロードできます。 https://omeka.org/s/modules/ 上記のダウンロードボタンを押すと、zipファイルがダウンロードされますので、展開したフォルダをOmeka Sをインストールしたフォルダ内のmodulesフォルダに配置します。 これが最も基本的な方法です。説明動画も用意しておりますので、初めての方は、以下の動画も参考にしてください。 www.youtube.com B. GitHub or GitLab(その1:リリース版のダウンロード)から 全てのモジュールが上記の公式サイトに掲載されているわけではありません。開発中のモジュールなどは、GitHubやGitLabなどで公開されています。 GitHubで公開されているモジュールの一覧は以下で確認できます。 https://daniel-km.github.io/UpgradeToOmekaS/omeka_s_modules.html 一例として、以下のCustomOntologyモジュールを取り上げます。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-CustomOntology この場合、まず、以下のReleases項目のリンクをクリックします。 そして、以下のzipファイルをダウンロードします。 この時の注意点として、「Source code(zip)」というリンクではないほうのリンクを選択してください。「Source code(zip)」というリンクをダウンロードした場合、次の項目で説明する追加の処理が必要になります。 C. GitHub or GitLab(その2:ソースコード)から 一部のモジュールについては、リリース版のzipファイルが提供されていないケースがあります。また、開発者向けの情報として、リポジトリをクローンした際にも、この項目で説明する処理が必要になります。 例えば、以下のXmlViewerモジュールは、リリース版のzipファイルが提供されていません。 https://gitlab.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-XmlViewer この場合、リポジトリをクローンするか、以下のソースコードのダウンロードから、zipファイルをダウンロードします。 この場合の注意点として、リポジトリによっては、展開した後のフォルダ名を変更する必要があります。 具体的には、configフォルダ内のmodule.config.phpなどの中に記載されているnamespaceの値にフォルダ名に合致するように修正します。 この場合は、フォルダ名を「Omeka-S-module-XmlViewer-master」から「XmlViewer」に修正します。 Bで取り上げたCustomOntologyについても、ソースコード版のzipファイルをダウンロードすると、「Omeka-S-module-CustomOntology-3.3.5.1」という名前で展開されるため、フォルダ名を「CustomOntology」に修正する必要があります。 さらに、ソースコードをダウンロードした場合、以下のコマンド等を使って、ライブラリを追加でインストールする必要がある場合があります。 composer install –no-dev これら必要な操作については、リポジトリのREADMEファイルなどに記載があるので、適宜ご確認ください。 まとめ 基本的な利用にあたっては、AとBの方法でほぼ対応できます。一方、モジュールの最新機能を試したい場合や追加開発を行う場合など、発展的な利用を行う際にはCの手続きが必要になります。 Omeka Sモジュールのインストールエラーなどにお困りの方の参考になれば幸いです。

2022年3月9日 · 1 分 · Nakamura

Bulk ImportによるCSVファイルを用いたメタデータの一括更新

はじめに 以下の記事で、Bulk ImportによるCSVファイルを用いたメタデータと画像の一括登録方法を説明しました。 nakamura196.hatenablog.com 本記事では、すでに登録済みのメタデータに対する一括更新の方法について説明します。 進め方 Bulk Importのオプションとして、以下の5つがあります。 Create new resources Append data to resources Revise data of resources Update data of resources Replace all data of resources Delete resources 以下では、これらの挙動を確認します。 1. Create new resources まず、先に共有した一括登録の方法と同様、「Create new resources」オプションを使用します。 以下のデータを登録します。 https://github.com/omeka-j/Omeka-S-module-BulkImport-Sample-Data/blob/main/update/01_create.csv dummy dcterms:identifier dcterms:title dcterms:subject abc ダミーアイテム 1 一括登録サンプル 01-create ポイントとして、以下では「dcterms:identifier」に与えた文字列をIDとして扱います。この文字列が同じアイテムに対して、更新や削除を行います。 なお、「dcterms:identifier」に与えた文字列をIDとして扱うのが一般的ですが、任意のプロパティを選択可能です。 モジュールの登録画面において、以下のようなオプションを選択して登録します。CSVで示したメタデータを持つアイテムが登録されます。 2. Append data to resources 次に、「Append data to resources」オプションを使用します。 以下のデータを登録します。 https://github.com/omeka-j/Omeka-S-module-BulkImport-Sample-Data/blob/main/update/02_append.csv dummy dcterms:identifier dcterms:title dcterms:subject dcterms:creator abc ダミーアイテム 1 一括登録サンプル 02-append 中村覚 変更点として、「dcterms:subject」の値を変更し、また「dcterms:creator」を追加しています。また「dcterms:title」の値は変更していません。 ...

2022年3月8日 · 1 分 · Nakamura

Omeka Sの日本語による全文検索の注意点とMroonga searchモジュール

事象 Omeka Sは全文検索機能を提供していますが、残念ながら、デフォルトの設定では日本語検索がうまく機能しません。具体的には、部分一致検索がうまく機能しません。 例えば、以下のように「校異」という文字列がタイトルに含まれるアイテムが複数登録されている場合を想定します。 この時、画面左上部の全文検索フォームに「校異」と入力すると、検索結果は0件になります。 一方、「校異源氏物語」と入力すると、正しく検索結果が得られます。 本記事では、この問題に対する対応方法を紹介します。 標準機能での対応 対応策の一つとして、全文検索機能を使用せず、詳細検索において、「任意のプロパティに対する部分一致検索」を使用することが挙げられます。 具体的には、アイテムやアイテムセット、メディアの詳細検索画面から、以下の「値を検索」項目において、「[任意のプロパティ]」「含む」を選択した上で、検索語を入力します。この方法により、例えば「校異」という検索語による部分一致検索が可能です。 テーマの修正 上記では、管理画面での対応方法について説明しました。一方、公開画面においても全文検索フォームが以下のように提供されています。この全文検索フォームをそのまま提供すると、検索の挙動から利用者に混乱を招く恐れがあります。 対応方法の一つとして、テーマのプログラム修正が挙げられます。具体的には、以下の部分です。 https://github.com/omeka/omeka-s/blob/develop/application/view/common/search-form.phtml#L15-L20 この部分の修正方法として、以下の2点が挙げられます。なお、下記の2点の修正を含むテーマを以下からダウンロードいただけます。プログラムの修正等が難しい方は、以下をダウンロードの上、ご利用ください。 https://github.com/omeka-j/default/releases/tag/v1.6.3 上記のテーマは、テーマ名を「Default (CJK)」として、設定画面に全文検索フォームを表示するか否かのオプションを追加しています。また「表示する」に設定した場合、上述した、デフォルトの全文検索フォームではなく、「任意のプロパティに対する部分一致検索」を行うように修正しています。 以下では、このテーマの改修内容を参考に、プログラムの修正方法を示します。以下、プログラムの修正が必要になるため、発展的な内容になります。 (発展)対策1:全文検索フォームを隠す 例えば、全文検索のフォームの記述を削除することで、以下のように、全文検索フォームを隠すことができます。 具体的には、以下の部分を修正します。以下の例では、テーマの設定画面で表示・非表示を選択できるようにするため、themeSettingという関数を使用していますが、単純に、idがsearchのdivを削除またはコメントアウトすることで、検索フォームが非表示となります。 https://github.com/omeka-j/default/blob/develop/view/layout/layout.phtml#L73-L77 (発展)対策2:全文検索を「任意のプロパティに対する部分一致検索」に置き換える この方法では、以下のリンク先に示すように、テーマ側でsearch-form.phtmlを用意して、デフォルトの全文検索を行う記述を、「任意のプロパティに対する部分一致検索」を行うように書き換えます。 https://github.com/omeka-j/default/blob/develop/view/common/search-form.phtml 上記の2つの対応は、根本的な解決にはつながりませんが、応急処置の策として参考になりましたら幸いです。 Mroonga searchモジュールのインストール この問題を根本的に解決する方法として、以下のMroonga searchモジュールをインストールする方法が挙げられます。 github.com 上記のREADME.mdに記載があると通り、まずMySQLまたはMariaDBのMroongaプラグインを有効化します。 mroonga.org その上で、Omeka SのMroonga searchモジュールを通常の方法でインストールすることで、本記事で課題としているCJK対応の全文検索が可能になります。この場合、本モジュールを有効化するのみで、テーマの修正等は必要ありません!有益なモジュールを公開してくださっている開発者の方に深く感謝いたします。 一方、上記のリポジトリにも記載がある通り、以下の点に注意が必要です。 We have not heavily tested the Mroonga engine with large-sized data yet. なお、私も大規模なデータに対する動作検証はできていませんが、私の環境において、本モジュールが正しく動作することを確認済みです。 本モジュールの利用にあたっては、READMEファイルの内容を十分に検討した上でご利用いただくことを推奨します。 まとめ 以上、Omeka Sの日本語による全文検索の注意点とその対応方法をまとめました。今後、標準機能での対応が望まれますが、2022年3月時点での対応策として、本記事が参考になりましたら幸いです。

2022年3月7日 · 1 分 · Nakamura

Omeka S XML Viewerモジュールの使い方

※ 本モジュールの使用にあたっては、一部発展的な手続きが必要となります。Omeka Sの基本的な使用を検討されている方は、その点ご注意ください。 概要 Omeka SでXMLファイルの表示を可能とするXML Viewerモジュールの使い方について説明します。TEIで作成したXMLファイルの表示といった用途などに利用できます。 gitlab.com インストール 本モジュールについては、2022年3月4日時点において、GitLabのみで公開されており、GitHubでは公開されていません。 また、リリース版のzipファイルが提供されていないため、ソースコードをダウンロードする必要があります。 具体的には、以下のURLから、ソースコード版のzipファイルをダウンロードします。 https://gitlab.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-XmlViewer/-/archive/master/Omeka-S-module-XmlViewer-master.zip これを展開すると、リリース版のXmlViewerというフォルダとは異なり、Omeka-S-module-XmlViewerというフォルダが作成されます。なので、本フォルダ名をXmlViewerに変更する必要があります。 その後は、他のモジュールと同様、Omeka Sの管理画面からインストールを行います。 XMLファイルのアップロード XMLファイルのアップロードは、一般的なメディアの登録方法と同じです。アイテムを新規作成し、そのアイテムに紐づけるメディアとして、XMLファイルを登録します。登録方法は、画像などと同様、ローカルからアップロードする他、URLを参照して登録することもできます。 注意点として、Omeka Sのデフォルト設定では、xmlファイルのアップロードは許可されておらず、以下のようなエラーが発生します。 そのため、以下の設定画面の「セキュリティ」の項目において、「許可されるメディアタイプ」にtext/xml、許可されるファイル拡張子にxmlを追記して保存します。 もしくは、「ファイル検証を無効にする」を有効化します。 上記の設定により、以下のようにxmlファイルが登録されます。この時、下図のMIMEタイプを確認しておいてください。 なお、xmlファイルに <?[xml](http://d.hatena.ne.jp/keyword/xml) version="1.0" encoding="[UTF-8](http://d.hatena.ne.jp/keyword/UTF-8)"?> の記述がない場合、以下のように、MIMEタイプが text/html に設定されてしまう場合があります。この時、後述するxslによる変換がうまくいかない場合があるため、xmlファイルの修正を推奨します。 XML Viewerモジュールの設定 次に、以下のように、サイトの設定画面に移動します。 その中に「XML Viewer」という項目があります。ここに、先ほど確認したMIMEタイプがない場合、下図のように追記します。「xsl/xml-html.xslt」は、本モジュールでデフォルトで提供されているxsltファイルです。 具体的なxsltファイルは、以下からご確認いただけます。 https://gitlab.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-XmlViewer/-/blob/master/asset/xsl/xml-html.xslt その結果、サイト内のメディアの詳細ページにおいて、以下のように変換されたHTMLの内容が表示されます。 具体的には、登録したXMLファイルに対して、以下のように、xsltファイルへのリンクが挿入されていることが確認できます。 まとめ 上述したように、本モジュールによって提供されるxsltファイルに基づき、Omeka Sに登録したXMLファイルの内容を表示できることを確認しました。 用途に応じたxsltファイルを作成することで、表示内容のカスタマイズが可能です。 例えば、以下のようなxsltファイルを用意し、/modules/XmlViewer/asset/xsl に配置します。 https://gist.github.com/nakamura196/a74202c691e9957938e89a36d4da319a そして、上述した設定画面で当該ファイルを指定することにより、以下のように表示スタイルを変更することができます。 少し発展的な内容を含むモジュールですが、Omeka SとTEI/XMLの連携をお考えの方などの参考になれば幸いです。

2022年3月4日 · 1 分 · Nakamura

Omeka S Mirador モジュールの使い方

概要 Omeka SにMiradorビューアを追加するモジュールについて紹介します。 GitHubリポジトリは以下です。 github.com Mirador2と3の両方が利用可能です。また、各種プラグインを設定画面から追加することができます。この記事では、画像の回転や左右反転を可能にする「Imgae tools」プラグインを追加する方法を紹介します。 本モジュールを利用するには、Omeka SにIIIFサーバ機能を持たせるか、外部のマニフェストファイルを参照する必要があります。前者の導入方法については、別の記事で紹介予定です。 インストール 特に注意点はありません。 使用方法 モジュールのインストール後、以下に示す各サイトの設定画面において、Miradorの設定を行うことができます。 特に、「Mirador plugins for v3」において、プラグインの追加を行うことができます。画像の回転やフリップなどを可能にする「Image tools」プラグイン等を導入可能です。 導入後、以下のように当該プラグインが表示されます。 Omeka SでMirador 3を使用する際の参考になれば幸いです。

2022年3月1日 · 1 分 · Nakamura

Omeka Sに関する記事まとめ

Omeka Sに関する記事をまとめます。(随時更新) Zenn に移行作業中です。最新の記事は、以下をご確認ください。 zenn.dev 利用者向け Omeka Sの導入方法およびモジュールの追加方法 サイト アイテムの新規登録における各サイトへの自動追加の設定について リソース 既存の標準語彙の追加方法 メタデータの言語属性の設定方法 管理 モジュール モジュールのインストール方法 識別子 Clean Urlの使い方 [動画] Clean Urlの使い方 Clean Urlモジュールの不具合と暫定の修正方法 地図 Mappingモジュールの使い方 IIIF関連 IIIFサーバの導入方法 IIIF Serverモジュールにおいて、外部のImage Serverを利用する方法 Omeka S IIIF Serverモジュールを用いたIIIFコレクションの生成 目次を加える(その1:フラットな目次) 目次を加える(その2:階層構造を持つ目次) 目次情報の追加方法の和訳 cors policyの設定方法 [開発] ライセンスプロパティの不具合修正 動的タイル画像生成における画像サイズの上限設定 Miradorの使い方 Omeka Sで利用可能なIIIF対応ビューア [独自開発] IIIF Content Search APIを追加する AWSサーバーレスアプリケーションによるIIIF Image Serverの構築 一括登録 BulkImport CSVファイルを用いたメタデータと画像の一括登録 Bulk ImportによるCSVファイルを用いたメタデータの一括更新 Bulk Importによるリソースクラスの登録方法・設定編集ほか WindowsでBulkImportモジュールを使用する際の注意点 エクスポート OaiPmhRepository:独自語彙の作成 [独自開発] アイテムの詳細画面に各種エクスポートリンクを設置する 検索 Metadata Browse:同じメタデータを持つアイテムを検索する Advanced Search Plus:詳細検索機能を拡張する 日付データに対する範囲検索を可能にする Omeka Sの日本語による全文検索の注意点とMroonga searchモジュール 語彙 Custom Ontology:独自語彙を追加する 動画 TEI/XML XML Viewer:XMLの内容を表示する テーマ Bootstrap 5を用いたOmeka Sテーマ 開発者向け Omeka Sにダミーデータを登録する

2022年3月1日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka S・開発】Omeka Sにダミーデータを登録するためのCSVファイルを作成するプログラムを作成しました。

Omeka Sにダミーデータを登録するためのCSVファイルを作成するプログラムを作成しました。以下のGoogle Colabからご利用いただけます。 https://colab.research.google.com/drive/1Wy865vh9GpUPyiudu1L2A6RPAPXkGPmO?usp=sharing 実行後、CSVファイルがダウンロードされます。このCSVファイルをCSVインポートモジュールやBulk Importモジュールで使用することにより、以下に示すようなダミーデータを登録することができます。 Omeka Sの動作確認、テーマやモジュール開発時にお役に立てば幸いです。

2022年2月17日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka S モジュール紹介】Mappingモジュールの使い方(特にCSVインポートモジュールを用いた一括登録)

概要 Omeka Sに地図を追加するMappingモジュールの使い方、特にCSVインポートモジュールを用いた一括登録の方法について説明します。 Omeka S - Mapping モジュールのインストール まず、Mappingモジュールをインストールします。 また、データの一括登録にあたり、CSVインポートモジュールをインストールします。 https://omeka.org/s/modules/CSVImport/ Bulk Importモジュールをインストール済みの場合、当該モジュールを無効化する必要があります。もしくは、以下を参考にパッチの適用等を検討してください。 https://github.com/Daniel-KM/Omeka-S-module-BulkImport#installation データ準備 以下のようなCSVファイルを用意します。 https://github.com/omeka-j/Omeka-S-sampledata/blob/main/mapping.csv 「Resource location」列に緯度経度のデータを入力しています。データの入力方法は何通りかありますが、上記の例では、2つの緯度経度のデータを一つのセルに入力しています。この区切り記号として、今回の例は「|」を利用しています。この記号は、後述の設定画面で選択できます。 また緯度と経度は「/」で区切ります。 データ登録 用意したデータの登録方法について説明します。 まず、画面左側のメニューから「CSVインポート」>「インポート」をクリックし、用意したファイルを選択します。 次の画面において、データのマッピングを行います。「Resource location」列について、プラスボタンから追加オプションを開き、「Resource location」項目から「緯度/経度」を選んでください。 次に、レンチボタンから追加オプションを開き、「多値セパレータを使用する」にチェックを入れてください。一つのセルに一つのデータのみを準備している場合には、本オプションは不要です。 その後、「基本設定」タブに移動して、「多値セパレータ」の値に、「|」を入力します。他の区切り記号を使用している場合には、こちらで変更します。 上記の設定を行ったのち、画面右上の「インポート」ボタンをクリックすることで、以下に示すように、緯度経度の情報を持ったアイテムを登録することができます。 まとめ 本記事では、Mappingモジュールの使用にあたり、CSVインポートモジュールを用いた一括登録の方法について説明しました。 CSVインポートモジュールについては、Bulk Importモジュールと同様に、さまざまなオプションがあります。これらについては、また別の記事でまとめたいと思います。

2022年2月15日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka S モジュール開発】アイテムの詳細画面に各種エクスポートリンクを設置するモジュールを開発しました。

アイテムの詳細画面に各種エクスポートリンクを設置するモジュールを開発しました。 github.com 本モジュールをインストールすることにより、以下に示すようなエクスポートリンクが表示されます。 具体的には、JSON-LD、テキストデータ、引用、コンテンツ共有、に関するエクスポートボタンを設置します。以下の設定画面から、それぞれ表示/非表示を設定することができます。 本モジュールの出力結果について、Omeka Sのテーマを修正することで、例えば以下に示すようなボタンと機能を実現することができます。(Omeka Sのテーマの修正方法については、別の記事で紹介できればと思います。) 以下のページで設置例をご確認いただけます。 https://diyhistory.org/nakamura196/s/main/item/3 用途が限定されたモジュールですが、同様のニーズをお持ちの方の参考になれば幸いです。 なお、より汎用的な出力モジュールとして、メタデータをCSVやJSON形式で出力可能なBulk Export、引用に関するモジュールであるBibliography、およびコンテンツ共有に関するSharing、などがあります。これらの使用方法について、改めて記事にできればと思います。

2022年2月14日 · 1 分 · Nakamura

【Omeka S モジュール開発】IIIFマニフェストにIIIF Content Search APIのURIを追加するモジュールを開発しました。

概要 IIIFマニフェストにIIIF Content Search APIのURIを追加するOmeka Sのモジュールを開発しました。 github.com IIIF Content Search APIを使用することにより、以下のように、Universal Viewer等でテキスト検索が可能になります。 本モジュールは、Omeka Sとは独立して提供されるIIIF Content Search APIを利用します。そのため、本モジュールを使用するには、このAPIの提供環境を別途用意する必要があります。この環境構築のコストに課題が残りますが、すでにIIIF Content Search APIの提供環境をお持ちで、かつOmeka Sでの利用を検討している方の参考になれば幸いです。 (IIIF Content Search APIの提供環境の構築については、改めて記事にできればと思います。) 背景 Omeka SのIIIF Serverモジュールは、Omeka Sに登録されたメタデータから、IIIFマニフェストファイルなどを生成するモジュールです。Omekaの様々なモジュールを開発されているDaniel-KM氏が主に開発されています。 omeka.org 本IIIF Serverモジュールの使い方については、以下で紹介しています。 youtu.be 本モジュールは、IIIF Presentation API 3.0への対応やIIIFコレクションの出力、目次の生成など、IIIF Presentation APIに関する様々な機能を提供していますが、本記事執筆時点(2022-02-11)において、IIIF Content Search APIに関する機能は提供していません。 なお、今回開発したモジュールとは別に、以下のIIIF Content Search API関連モジュールがあります。こちらはOmeka Sの内部でIIIF Content Search APIの提供環境を構築する大変便利なモジュールですが、PDFファイルに対するOCRテキストの利用が前提となっており、用途が限定的です。 github.com 機能紹介 本モジュールが提供する機能は単純で、以下に示すように、IIIF Content Search APIのURIを格納したプロパティを指定する設定機能を提供します。ここで設定したプロパティにURI形式の値を持つアイテムについて、IIIFマニフェストにIIIF Content Search APIのサービス情報を追記します。 生成されるIIIFマニフェストの例を以下に示します。(Omeka SのIIIF Serverモジュールによって生成された)IIIFマニフェスト内にIIIF Content Search APIのサービス情報が含まれていることを確認できます。 https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/iiif/d507a810-cff7-4168-bc10-70a32a55920f/manifest ...

2022年2月11日 · 1 分 · Nakamura